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2023
12月27日
「キャピラリー電気泳動法・イオンクロマトグラフィーの分析テクニック」が(株)技術情報協会より出版されました.
キャピラリー電気泳動法・イオンクロマトグラフィーの分析テクニック
第1章 キャピラリー電気泳動法(CE)の測定上の留意点
第6節 測定試料に応じた検出器の選択
執筆担当 壹岐伸彦
(株)技術情報協会
ISBN:978-4-86104-993-3
https://www.gijutu.co.jp/doc/b_2229.htm
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12月16日
日本分析化学会東北支部役員会にて澤村助教への支部助成金の授与式が執り行われ,研究課題紹介の講演会が開催されました.
研究課題
「酸化還元活性な近赤外吸収錯体の自己凝集を利用した腫瘍選択的な造影・治療システムの開発」
代表研究者:澤村 瞭太(東北大学大学院 環境科学研究科 先端環境創成学専攻 助教)
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12月1日
第43回キャピラリー電気泳動シンポジウム(SCE2023)にて唐島田助教がポスター発表を行いました.
「異核4核カルシウム-ランタニド-チアカリックスアレーン錯体のランタニドの異核化とキャピラリー電気泳動による分離分析」
○唐島田龍之介,松岡弘憲,大谷凌平,壹岐伸彦
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11月25日
日本薬学会東北支部主催 第11回物理·分析系若手研究者セミナーで澤村助教が依頼講演を行いました.
「光熱療法薬を志向したジラジカル白金錯体の製剤設計と機能評価」
澤村瞭太(東北大学大学院環境科学研究科)
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9月21日
錯体化学会第73回討論会で唐島田助教が口頭発表しました.
Selective Self-assembly and Kinetic Stability of Near-infrared Emissive Calcium-Ytterbium-Thiacalixarene Complexes
○Ryunosuke Karashimada, Hironori Matsuoka, Nobuhiko Iki
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【祝】当研究室前助教・鈴木敦子先生が日本分析化学会奨励賞を受賞
2023年度日本分析化学会奨励賞
「金属錯体の特性を利用した分離・分析機能の開発」
鈴木敦子
受賞式・受賞講演が日本分析化学会第72年会で行われました.
9月15日(金) 13:15 〜 13:45 C会場 (熊本城ホール)
[3C-101A] 金属錯体の特性を利用した分離・分析機能の開発
○鈴木 敦子(山口大学大学院創成科学研究科)
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9月14・15日
日本分析化学会第72年会(熊本城ホール)にて2件のポスターおよび4件の口頭発表をいたしました.
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2Y-058 イメージングプローブ・ドラッグを志向したランタニド-チアカリックスアレーン錯体搭載ナノゲルの創製
○進藤なな帆,澤村瞭太,唐島田龍之介,壹岐伸彦 -
2P-251 三脚型シッフ塩基の置換基が結晶化によるネオジム/ジスプロシウム分離に与える影響
1. 山口大院創成科学、2. 東北大院環境
○上尾 雅大1、鈴木 敦子1、壹岐 伸彦2、綱島 亮1 -
3A4-102 光熱・化学療法の併用を志向した近赤外吸収白金錯体内包抗酸化ナノ粒子の開発と光熱変換による殺細胞作用
1. 東北大院環境、2. 山口大院創成科学、3. 筑波大院数理物質
○澤村 瞭太1、鈴木 敦子2、Hao Thi Tran3、Long Binh Vong3、長崎 幸夫3、壹岐 伸彦1 -
3C-103 イメージングプローブを志向したポリオキソメタレートを配位子とする二核ランタニド錯体の発光特性調査
○中原幹, 友山恵, 唐島田龍之介, 壹岐伸彦 -
3C-104 異核4核カルシウム-ランタニド-チアカリックスアレーン錯体における中心ランタニドの異核化
○唐島田龍之介,大谷凌平,松岡弘憲,壹岐伸彦 -
3C-102 がんの中性子捕捉療法を志向したGd(III)-チアカリックスアレーン錯体搭載アルブミンナノ粒子の創製 ー 搭載法の検討とin vitro評価
1. 東北大院環境、2. 京大複合研
○大濱康平1・小宮未来1・澤村瞭太1・唐島田龍之介1・鈴木実2・壹岐伸彦1
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9月8・10日
令和5年度化学系学協会東北大会及び日本化学会東北支部80周年記念国際大会で3件のポスター発表を行いました.
うち,大濱さんの発表がポスター賞の対象となりました.祝
https://tohoku.chemistry.or.jp/R05p-zyusyo.pdf
1P025 Investigation of luminescence properties in dinuclear lanthanide complexes with polyoxometalate ligand for imaging probes
○中原幹, 友山恵, 唐島田龍之介, 壹岐伸彦
2P016 Development of Albumin Nano Particles Installed with Gd(III)-Thiacalixarene Complex for Gd-NCT - Investigation of installing method and in vitro assay
1. Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University
2. Institute for Integrated Radiation and Nuclear Science, Kyoto University
○大濱康平1・小宮未来1・澤村瞭太1・唐島田龍之介1・鈴木実2・壹岐伸彦1
2P015 Development of Nano-gels Loaded with Lanthanide-Thiacalix[4]arene Complex for Imaging and Therapeutic Agents
○進藤なな帆,澤村瞭太,唐島田龍之介,壹岐伸彦
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8月9日
第14回東北大化学系サマースクールでM1中原さん,進藤さんがそれぞれポスター発表を致しました.
P-64 Investigation of luminescent properties in dinuclear lanthanide complexes with polyoxometalate ligand for imaging probes
Motoki Nakahara, Ryunosuke Karashimada, Nobuhiko Iki
P-65 Development of Nano-gels Loaded with Lanthanide-Thiacalix[4]arene Complex for Imaging and Therapeutic Agents
Nanaho Shindo, Ryota Sawamura, Ryunosuke Karashimada, Nobuhiko Iki
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8月8日
第14回東北大化学系サマースクールで壹岐教授がPlenary Lectureを致しました.
Keynote Lecture 1
Supramolecular approach toward theranostic agents on the basis of metal complexes
Nobuhiko Iki
Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University
第14回東北大化学系サマースクール
日時: 2023年8月7日(月)-9日(水)
場所: 東北大学
http://gpchem.sakura.ne.jp/SummerSchool2023/2023TOP.htm
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7月25・26日
国際会議 The 31st International Conference on Photochemistry にて2件の発表を行いました.
The 31st International Conference on Photochemistry (ICP2023), Sapporo
[P25-146] Selective Synthesis of Visible and Near-Infrared Emitting Calcium-LanthanideThiacalixarene Complexes *Ryunosuke Karashimada1, Hironori Matsuoka1, Nobuhiko Iki1 (1. Tohoku Univ. (Japan)) 25日
[S1-41-CL] Antenna effect of ytterbium complex having low-lying ligand-to-metal charge-transfer state *Atsuko Masuya-Suzuki1, Ryo Tsunashima1, Nobuhiko Iki2 (1. Yamaguchi Univ. (Japan), 2. Tohoku Univ. (Japan)) 26日
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7月15日
令和5年度 日本分析化学会東北支部助成金に澤村助教の研究が採択されました.
研究課題「酸化還元活性な近赤外吸収錯体の自己凝集を利用した腫瘍選択的な造影・治療システムの開発」
代表研究者:澤村瞭太(東北大学大学院 環境科学研究科 先端環境創成学専攻 助教)
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6月23日
唐島田助教が日本分析化学会東北支部事業「日本分析化学若手交流会」を主宰しました.
令和5年度東日本分析化学若手交流会
会期:2023年6月23日(金)13:00-19:00
会場:東北大学環境科学研究科棟 2階大講義室,1階展示スペース2
プログラム:招待講演,学生依頼講演,ポスター発表,懇親会
http://www.jsac.or.jp/%7Ejsac_ne/announce.html
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6月17日
第20回ホスト-ゲスト・超分子化学シンポジウム(SHGSC2023)で4件の発表を行いました.
会場:東京都立大学南大沢キャンパス
口頭発表:
1B02 ランタノイド錯体混晶で顕在化した発光過程における電荷移動状態の役割
(1. 山口大院創成科学,2. 東北大院環境)○鈴木 敦子1, 綱島 亮1, 壹岐 伸彦2
ポスター発表:
1P09 ランタニド-三脚型シッフ塩基系における2種類の単核錯体と二核錯体の位置選択的合成と発光特性
(東北大院環境)○唐島田龍之介, 宮崎春佳, 壹岐伸彦
1P13 アルブミンにより可溶化した近赤外吸収ジラジカル白金錯体の光熱効果と殺細胞作用
(1. 東北大院環境, 2. 山口大院創成科学)○澤村瞭太1, 鈴木敦子2, 壹岐伸彦1
1P57 配位不飽和サイトを有する配位高分子ナノ粒子に基づくMRI造影剤の創製
(東北大院環境1・山口大院創成科学2・量研機構量医研3)
○壹岐伸彦1・中根隆太1・鈴木敦子2・尾澤芳和3・丸岡尊子3・飯山 恵3・住吉 晃3・青木伊知男3
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5月25日
第76回日本酸化ストレス学会学術集会で澤村助教の講演がポスター賞に選出されました.
P4-8 近赤外光による光熱療法を目指した新しい白金錯体-抗酸化粒子複合体の設計と評価
(1. 東北大院環境, 2. 山口大院創成科学, 3. 筑波大院数理物質)
○澤村瞭太1, 鈴木敦子2, Hao Tran3, Long Vong3, 長崎幸夫3, 壹岐伸彦1
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5月24日
第76回日本酸化ストレス学会学術集会(神戸国際会議場,兵庫県)で発表しました.
O2-9 鉄封鎖剤金属錯体の解離反応速度論に基づく安全な鉄封鎖剤の設計
(東北大院環境)○壹岐伸彦,鈴木綾太
P4-8 近赤外光による光熱療法を目指した新しい白金錯体-抗酸化粒子複合体の設計と評価
(1. 東北大院環境, 2. 山口大院創成科学, 3. 筑波大院数理物質)
○澤村瞭太1, 鈴木敦子2, Hao Tran3, Long Vong3, 長崎幸夫3, 壹岐伸彦1
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5月20日
第83回分析化学討論会(富山大学)にて3件の口頭発表をいたしました.
A1104 キャピラリー電気泳動反応器の提示する安全なキレート療法薬剤
東北大院環境
○壹岐伸彦
A1105 顕微分光イメージングで明らかになるがん光熱療法薬を志向した非蛍光性金属錯体の細胞内動態
1. 東北大院環境, 2. 山口大院創成科学
○澤村瞭太1, 鈴木敦子2, 壹岐伸彦1
C1005 近赤外発光を示す異核4核カルシウム-イッテルビウム-チアカリックスアレーン錯体の速度論的安定性
東北大院環境
○唐島田龍之介, 松岡弘憲, 壹岐伸彦
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5月8日
澤村瞭太助教の研究成果が第83回分析化学討論会「展望とトピックス」に取りあげられました.
展望とトピックス 第83回分析化学討論会 (富山)
「がん細胞内の光熱療法薬の分布を可視化する」
澤村瞭太,鈴木敦子,壹岐伸彦
P.14,
掲載ページ:https://www.jsac.jp/2023/05/08/83touron_topics/
冊子pdf:https://www.jsac.jp/wp-content/uploads/topics/83touron_topics.pdf
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4月11日
新4年生として佐藤悠仁さん,橋本賢治さん,林明穂さん,藤澤快星さん,山岸諒也さんが配属されました.
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4月1日
澤村 瞭太 助教が着任しました.
台湾から陳霖さんが研究生として配属になりました.
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3月24日
四年生6名への学位記伝達式を行いました.ご卒業おめでとうございました.
D3澤村さん,M2小松さん,宮崎さんが修了なさいました.おめでとうございました.
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3月23日
D3澤村瞭太さんが日本化学会第103年会で口頭発表しました.
[E1662-2am-03] 光熱療法を志向した近赤外吸収ジラジカル白金錯体を基体とするがん標的指向性薬剤の開発
○澤村 瞭太1、鈴木 敦子2、Hao Tran3、Long Vong3、長崎 幸夫3、壹岐 伸彦1 (1. 東北大院環境、2. 山口大院創成科学、3. 筑波大院数理物質)
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3月8日
M2小松真子さんのインタビュー記事が東北大特設HPに掲載されました.
サイエンス・アンバサダーから学んだこと・伝えたいこと
東北大学 特設サイト 日本初・女子大生誕生の地
https://www.tohoku.ac.jp/tohokuuni_women/chapter6/voice.html
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3月4日
唐島田先生が東北分析化学奨励賞受賞講演をいたしました.
「異核複核ランタニド錯体の高機能化と分離分析法の開発」
唐島田龍之介先生(東北大院環境)
於 日本分析化学会 東北支部役員会
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2月9日
Biomaterials Seminar(筑波大学 長崎研究室)で壹岐教授が招待講演を行いました.
Ryota Sawamura, Nobuhiko Iki,
Pt(II)-diradical Complex Systems toward Photothermal Therapy of Cancer
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1月21日
キレート療法薬剤の錯体解離反応速度論に関する成果がpublishされました
Ryota Suzuki, Nobuhiko Iki,
Kinetic aspects of iron(III)-chelation therapy with deferasirox (DFX) revealed by the solvolytic dissociation rate of the Fe(III)–DFX complex estimated with capillary electrophoretic reactor,
Journal of Inorganic Biochemistry, 2023, 112131.
DOI: 10.1016/j.jinorgbio.2023.112131
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1月18日
MOFを用いるMRI造影剤に関する成果がpublishされました
Iki, N., Nakane, R., Masuya-Suzuki, A. et al.
MRI Contrasting Agent Based on Mn-MOF-74 Nanoparticles with Coordinatively Unsaturated Sites.
Mol Imaging Biol (2023).
DOI: 10.1007/s11307-023-01801-0
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